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最大の減産

強い雨の降る大潟村です。

昨日までは、何とか天気が持ちましたが、今日から雨が続きそうです。

横手市では第143回秋田県種苗交換会が開催されています。

明日までの開催ですので、時間がある方は見てきてください。

今年もあと2ヶ月となりました。

日暮れが早く、寂しくなってきますね。








最新の作況指数がでました。

【日本農業新聞】

先月出された作況指数よりも下方修正されています。

全国的に「101」から「99」になりましたが、北海道東北地域では相変わらず

「100」を越える作況となっており、32万トンの減産が求められそうです。

加工用米や酒米などは余裕が無く、残すところ飼料用米へのシフトとなりそうです。

先日、中央会会長も会議において、主食用米面積が増加した島根県と秋田県には

かなり風当たりが強く、守ってきた県からは厳しい声も出されたようです。

業界の要望によって進めてきた低価格の多収穫米については、価格が付けられない

状況のようで販売に苦戦しているようです。

さらに、小口の契約栽培も契約破棄をされた農家が出てくるなど、数量価格を決めても

責任をとらない業者が多いようです。

そんな中、今月17日には秋田県が力を入れてきた「秋系821」のネーミングが

決定しますが、最悪のタイミングなので延期しても良いのではないでしょうか。

いずれ、制度的にも見直しを迫られるような大きな問題となっており、生産者だけで

解決できるものでもなさそうです。










農産情報では、あきたこまち12,800円関東着という値段で商談できているようです。

税込み価格で農家から買取、税別価格で商談していますので、だいたいそんな値段

だろうと想像できます。

しかし、来年の価格は想像も出来ず、卸からは特別栽培米あきたこまちであれば

何とか値段が付きそうだけれども、B銘柄は相談も出来ない状況のようです。

先物市場では、来年10月の値段が出ていますが、12,600円の値段が出ていますが、

成立していません。

種子の注文は終わっており、これから大幅な種子の変更は相対となります。

あきたこまちの特別栽培米にシフトするのが安全でしょうか。

みんなで考えよう。









昨日は狩猟解禁日だったようです。

タマネギ畑の補植作業を行っていましたが、その畑が幹線排水路沿いとなっていて

すぐ近くで発砲音が鳴り続いていました。

上空に向けて発砲するのでしょうが、あまりにも近く話し声も聞こえるくらいでした。

ヨシ林があるため人影は見えませんが、午前中ずっと周りで発砲音が鳴り響いており

一緒に補食してくれていた人夫さんも、「あまり近くて気持ち悪ね」と言っていました。

戦場での発砲は、こんなものではないと思いますが、乾いた発砲音を聞きながら補植を

続け、何とか雨に当たらず終えることが出来ました。

村内のタマネギ定植は、ほとんど終わったようですが、五城目地区の畑作業が雨で進まず

手こずっているようです。

秋の天気は変わりやすいので、毎日天気を確認し早めの作業が重要ですね。



by jaogata | 2020-11-02 08:55 | JA大潟村の仕事

農業の村から since2011


by 組合長